小平市の平成19年度の予算書を見ると、一般会計予算規模は、約485億円で対前年度比2.3%減ですが、5つの特別会計を合せた総予算は、約880億円で対前年度比0.1%増となっています。
増加しているのは、国民健康保険事業特別会計と介護保険事業特別会計で、それぞれ対前年度比11.2%、5.0%増です。高齢化の影響がこのような形になっているものと思われます。
一般会計予算の中の商工費は、全部で1億6,806万6千円。対前年度1,404万9千円の減です。
商工費の内訳は、商工振興費1億3,299万9千円と消費者対策費3,506万6千円ですが、事業者にとって関心のある商工振興費の内訳は、職員人件費と10の事業費で次のようになっています。
◇人件費(一般職6人):4,965万8千円
(1)小口事業資金融資事業(利子補給、信用保証料補助):2,412万3千円
(2)商工会補助事業:主に次の事業の補助金、2,278万3千円
1)商工業振興事業
2)生活習慣病集団検診事業
3)産業まつり(商工業部門)事業
4)サマーフェア事業
5)商店街空き店舗活用事業
6)中小企業特定退職金共済事業
7)情報メディア事業
8)小平ブランド開発事業
9)創業・起業・経営革新事業
(3)新・元気を出せ!商店街事業(商店会補助):1,816万円
(4)グリ-ンロ-ド産業活性化事業(案内板作成、協議会補助等):607万7千円
(5)商業集積地環境整備補助事業(商店街装飾街路灯等電気料):470万2千円
(6)地域と歩む商店街づくり事業(商店会補助):440万円
(7)中小企業等活性化推進補助事業(イベント、人材育成等):186万8千円
(8)商業情報化推進事業(主に電算関係業務委託費):56万9千円
(9)小平市技能功労者表彰事業(謝礼、記念品等):43万5千円
(10)ふれあい湯とぴあ支援事業(小平浴場組合補助):18万円
文責:小山 泰(2007.06.05)