清瀬市の20年度の一般会計予算は、235億7,400万円。19年度より10億1,100万円、4.5%増となっています。
これは、主として小学校の耐震化や清瀬東高校跡地購入のための予算が増えたためで、 市税からの収入は固定資産税が増となるものの、法人税の減収などで微増に留まっています。
一方、支出面では、民生費、土木費、教育費等、安全・安心・環境、子育て支援などの重点施策を進めるため、 19年度より増える計画です。そのため、職員人件費は、退職者の欠員不補充で乗り切る方針を掲げています。
「水と緑」、「集積する医療福祉施設と3つの大学」、「農のある風景」というまちの個性を磨き、 特色あるまちづくりをめざす清瀬市は、本年度、下清戸地区の2万平方メートルの農地に10万本のひまわりを咲かせ、 「ひまわりフェスティバル」の開催の準備を進めています。実現すれば、東京一の大規模なひまわり畑が実現します。
「魅力ある都市農業と活気ある商業の育成」をめざして、市が掲げている農・商工施策の主なものは、次のとおりです。
- ひまわりフェスティバル推進助成(ポスター、トイレ設置等) 200万円
- 花卉(かき)用ハウス7棟建設助成 1,300万円
- 新・元気出せ!商店街事業(7商店街15事業) 1,903万円
- チャレンジショップ支援事業 260万円
このほか清瀬市では、清瀬商工会が中心となって推進している「清瀬にんじん」を活用した「にんじんジャム」、 「にんじん焼酎」等の特産品開発を積極的に支援しています。
(市財務課の話では、近くひまわりフェスティバル予算を364万円まで増額する予定とのことでした)
文責: 野口佐稔 (2008/6/22)