廃業

息子たちは勤め人で後を継ぐつもりがない、あまりもうかる事業でもないからもうやめようと思っている。

 

 継承者を再度探します。どうしてもいない場合は、廃業後の生活設計を含めた善後策を相談しましょう。とことん頑張って、個人資産まで全部つぎ込んで破産してしまっては、その後の生活ができません。廃業するのであれば、足元が明るいうちに踏み切るほうが、取引先や従業員にとっても良いのです。後継者が社内にはいなくても、どこかにその仕事で独立したいと思っている人がいるかもしれません。tncには約30名のコンサルタントがいます。情報の範囲が広範にわたります、どこかに隠れている後継者候補を探せるかもしれません。設備ごと譲ることができるかもしれません。飲食店ではよくある「居ぬき」が実現するかもしれません。ともかく色々な可能性があります。一人で考え込まずに相談に来てください。

 

文責:板橋昭寿